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晶子レター

代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。

9月のレター

 ムシムシとした夏からようやく秋らしい季節なってまいりました。
8月の豪雨で我が家の庭のミニトマトが残念なことに全部はじけて割れてしまい、そのままでは食せなくなり50個を一気に夏野菜のトマト煮込み料理としたところ、まあまあ家族に好評だったので、今年はこれで諦めることにしました。4年目の無花果も一昨年から実を付け始めましたが無事に熟すことはなく、今年も実を付けた4個のうち3つは完熟せず落下。最後の一個は大きくなったので期待していましたが、暴風雨で墜落。
長雨のせいか、完熟せず潰れたからか、苦く美味しくなかったです。残念!!カラーピーマンもいまだ実らず、今年はキュウリだけが豊作でした。まあ、人間関係と同じで、一筋縄ではいかぬ私と植物とのお付き合いですが、めげることなくコツコツとチャレンジしてまいります。

 雨とコロナで散々な夏でしたが、オリンピックにパラリンピックと、心躍りまた清められる光景をたくさん見せて頂きました。
人間は限界に挑戦できるという真実とどんな苦難があったとしても自身の生き様で幸せな人生を作り出せる現実を目の当たりにし、深く感動し全力で生きていこうと思いました。選手の方々、大会を支えて下さった方々に、心より感謝しております。
また、弊社が応援している方がパラリンピックで金メダルを取られ、本当に嬉しかったです。こんな楽しいことを考えていると、暑さなど吹き飛びます。

 余韻に浸りながら、のんびり湯船につかり大きな一枚窓から月を見ていると、月の光で日頃の疲れが浄化され、パワーがみなぎってまいります。そう、長月は夜に空を見上げる月が綺麗に見える時期なのです。秋の月と言えばすぐに思い浮かぶのが中秋の名月十五夜で、旧暦の8月15日がそれ(今年は9月21日です)にあたり、今年はなんと8年ぶりに満月と重なるそうです。
旧暦は毎月1日が新月でなければいけないため、15日は満月かそれに近い状態となるのですが、ピッタリ満月となる年は多くなく、今年はラッキーです。  しかし9 月は台風のシーズンで天気が悪いこともままあるので、秋晴れの多い旧暦の9月13日(今年は10月18日)を十三夜「後の月(のちのつき)」と呼んで、二度月見を楽しむのが日本人の古からの習わしです。
十五夜、十三夜のどちらか片方だけを見るのは片見月と呼ばれ縁起が悪いとされていますので、皆様もぜひ両方のお月見を楽しんでくださいませ。

 秋の月がきれいな理由は、科学的にみて正当ないくつかの理由があります。1つめは、秋の空気は空気中の水蒸気量が少なく比較的乾いており、大気がぼやけることもあまりなく、くっきりとした月が見えます。逆に夏は水蒸気量が多いため、少しぼんやりとした月になってしまうことが多いようです。また、月が見える高さは季節によって異なります。夏の月は割と低い位置にあるため、地表付近の明かりや塵芥などが邪魔をしてきれいにみることができず、さらに大気により光が吸収され暗くなってしまいます。
一方、冬の月は空高くにあり大気の影響は少なく、くっきりとした月になりますが、見上げて月を見るには結構苦労し、さらに寒い時期に外で長時間月を眺めるのは快適ではありません。そこで、適度な高さにある春と秋の月が見やすいということになるのです。しかし、春は「おぼろ月夜」といわれ、空気中の花粉や塵芥、黄砂などが多く、くっきりした月が見える可能性が低いため、年間でいちばんきれいな月が見える季節は秋という結論になり、中秋の名月へとつながるのです。

 「晴」を天候を司る神様にお願いして、9月21日、10月18日はススキとお団子をお供えし、月の光を浴びて、お月様のパワーを分けてもらいましょう!さて、相続税と贈与税の一体化がどうなるか週刊誌でも報道されており、皆様の相続税にも大きな影響があるためご興味を持たれているでしょう。
令和4年度税制改正大綱を見なくてははっきりしたことがわかりませんが、一体化になる時期がそんなに遠くないと想定されるので、今年は贈与にチャレンジされてはいかがでしょうか。今しかできない対策で高い効果が期待できます。

変わらぬ感染予防をされた上で、月や秋の味覚を思う存分堪能して、楽しい季節をお過ごしくださいませ。

今月の写真