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晶子の徒然草

代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。

1月のレター

 大きな天体変動があるわけでもなく、光が強くなるわけでもないのに、元旦の朝は心が清々しくピリッと気持ちが引き締まります。まさに、日本人のDNAをしっかり感じ取れる最大の日です。

 今年は家族全員でお節を食べた後、昼ごろから、昨年亡くなった母が父と共に眠る京都の菩提寺にお詣りに出掛けました。お寺に到着したころから雪が降り始めどんどん大降りになり、帰宅後は茨木市でも大雪で夕方には一面の銀世界となっていました。坪庭のすっかり散り果てたいろはモミジに雪が舞いつもり、書斎のガラス窓から楽しんだ後、露天風呂気分で全面窓からライトアップされたモノトーンのもみじを見て、ご満悦なバスタイムを過ごしました。元旦から一面の銀世界を暖かな我が家で眺めながら、大好きな磯自慢の純米大吟醸を嗜んでいると、新年の年神様が1年の幸福をもたらすためにやって来て下さったのだなと、心から感じることができました。

 さて、その年神様を迎え入れてお祝いし、多くの幸せを授けてもらうための様々な正月行事や風習があります。その最たるものは、年神様に供えるための供物料理。もともとは、季節の節目に行う節供の料理を「御節料理」といい、やがて正月だけをさすようになりました。かまどの神様を休めるため作りおきできるものが中心で、家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるよう重箱に詰めます。お正月のおせち料理には、たくさんのいわれやしきたりがあり、そのどれもが家族の幸福を願うものばかり!

 そこで、おせちの主な料理や材料のいわれをご紹介します。近年は1~3段が多くなりましたが、基本を踏まえておけば賢く対応できるので、参考にしてください。

【口取り・祝い肴(一般的には一の重)】 数の子・ごまめ(田作り)・黒豆を「三種肴(さんしゅこう)」といい、欠かせないものとされています。関西では、黒豆または田作りをたたきごぼうとすることもあります。

  • ・数の子(子宝に恵まれ、子孫繁栄。ニシンの子なので「二親健在」にも通じる)
  • ・田作り(イワシが畑の肥料だったことから田作りと呼ばれ、豊作祈願)
  • ・黒豆(まめに勤勉に働き、まめに丈夫で元気に暮らせるように)
  • ・たたきごぼう(ごぼうの如く根を深く張り代々続く。叩いて身を開き開運を願う)
  • ・紅白かまぼこ(半円形は年神様である日の出。魔除けの紅と清浄の白のめでたさ)
  • ・栗きんとん(勝ち栗と呼ばれる縁起もの。金団は黄金色で縁起と蓄財につながる)

【焼物(一般的には二の重)】  縁起のいい海の幸が中心です。

出世魚のぶりで立身出世を願う、「めでたい」にかけた鯛、腰が曲がるまで長生きできるようにと海老など様々なものがあります。

【煮物(一般的には三の重)】 山の幸を中心に、仲良く結ばれるよう煮しめます。

  • ・れんこん(穴があいていることから、将来の見通しがきくように)
  • ・里芋(子芋がたくさんつくことから、子孫繁栄)・ごぼう(根を深く張り代々続く)
  • ・くわい(大きな芽が出てめでたい、子球がたくさんつくので子孫繁栄)

【酢の物・和えもの(一般的には与の重)】 生野菜をバランスよく、日持ちのする酢の物で〆たり和えたりして、口直しやバリエーションとします。

  • ・紅白なます(紅白でめでたく、祝いの水引にも通じ、根菜のように根を張るように)
  • ・菊花かぶ(菊は邪気を祓いと不老長寿の象徴)
  • ・龍飛巻(龍が飛ぶ昆布で巻くため、めでたく縁起がいい)

今年の坪多の御節料理をご紹介致します。ありきたりですが、全て手作りです(^_^)/

●一の重 ①いかの明太和え ②しょうゆ数の子 ③紅白かまぼこ飾り ④鮑のしょうゆ漬け
⑤田作り ⑥鮃の龍飛巻 ⑦紅白柚子なます ⑧へしこ
⑨酢蓮根 ⑩たたきごぼう ⑪黒豆 ⑫栗きんとん
⑬菊花かぶ ⑭鰆の酢〆
●二の重 ①連子鯛の塩焼 ②車海老の塩焼 ③鳥の照焼 ④鰤の照焼
⑤鰆の塩焼 ⑥出し巻き卵 ⑦スナップエンドウ
●三の重 ①蒟蒻の紅白煮 ②里芋のうま煮 ③蓮根の煮しめ ④筍の京煮
⑤金時人参の花煮 ⑥ごぼうの甘辛煮 ⑦椎茸の含め煮

 知恵と愛情を詰め込んだ自家製のおせちを、是非次世代に伝えていきたいものです。

 今年は消費税延期の総選挙のため、税制改正大綱の発表が大幅に遅れ、12月30日の夕方、もう年の暮でした。私はこのお正月休みは雪景色を見ながら、正月行事の合間はずっと税制改正大綱とお付き合いをしており、新居でのスローライフを楽しむ余裕はありませんでした。ところが年明けの社員のスタートダッシュを見てびっくり、多くが今年の正月は休み返上で税制改正を解き明かすのに頑張ってくれたようです。まさに皆様への愛情の表れと、とても嬉しい仕事始めを迎えました。

 新しい年が歩み始めました。一月の太陽は格別に美しく見えて、気持ちを真新しいものに変えてしまうから不思議です。今年も皆様とともに歩みたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

1月