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晶子の徒然草

代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。

4月のレター

 卯月から皐月にかけては春本番で、本当に様々な花があでやかに咲き誇っています。早速の嬉しいお知らせがあります。我が家にチューリップが満開に咲き乱れました。30以上の球根を植えたのですが、殆ど全部が赤、白、黄色、ピンク、フリルと咲き誇り、毎日「あっ、咲いている。こっちもあっちも!」と一人で興奮して走り回り、小学校以来のチューリップ育ての成果を直接確かめることができ、嬉しくって仕方がありませんでした。植えて半年、冬を乗り越え花開く姿に、人が育つことを見守るじっと我慢の本質を再認識することができました。でも、植物はこちらの献身に精一杯応えてくれるけど、人間はそうはいかないなと小さくため息をついてしまいます。

 しかし、この季節は日本中で、桜やモモはピンクに、モクレンやこぶしは純白にと芳しい香りや姿の花木が続き、地面にはゆきやなぎ、山つつじが咲き、4月末にハナミズキが満開で、どちらを向いても華やかで心まで花が咲きます。

 ハナミズキってとっても素敵だなと思ったのは、一青 窈(ひとと よう)のヒット曲「ハナミズキ」を聞いてからです。何故かこの歌は私のフィーリングと音域にぴったりマッチし、カラオケではいつも十八番として歌わせて頂いております。

 ハナミズキはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で、名前の由来は花が目立ってきれいなミズキという意味合いです。正式な和名はアメリカヤマボウシで、アメリカ原産で日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから名づけられました。春に八重桜の咲く頃、枝いっぱいにかわいらしい花を咲かせます。花びらは正確には苞(ほう)と呼ばれる葉っぱで、花の本体はその中心に丸く集まった部分で、花色は白が基本、他にピンク、紅色があります。花後には光沢のある楕円形の小さな実を付けて秋に赤く熟し、晩秋には紅葉して冬は落葉します。

 1912年、当時の東京市がアメリカにサクラを贈り、その返礼として1915年にアメリカから白花種が寄贈されたのが、はじめとされています。さらに2年後の1917年には赤花種が贈られました。残念ながら、当時贈られた木はほとんど残っていないそうです。しかし、それからは日本人に愛されるようになり、今ではハナミズキはヤマボウシを超え、日本中を席巻しています。

 我が家の庭木にも、是非このハナミズキをと思っていたのですが、このような情報を教えてもらい、日本の家には古来の在来種であるヤマボウシがよいと推奨され、大和撫子たる私はもっともだとヤマボウシを植えることに致しました。ヤマボウシは日本に分布する落葉樹で、ハナミズキに花の姿も似ていますが、ヤマボウシは苞の先端がとんがるので花どきは容易に見分けが付きます。開花時期は、5月ゴールデンウィーク頃から6月中旬頃となっており、秋には実がイチゴのように赤く熟します。

 この「山法師」の名前は、中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえて命名されたそうです。ハナミズキとよく似ているのですが、咲く時期が2週間ほど遅く少し花が小さく地味で、このごろはハナミズキの人気に後れを取っています。日本の山里の復活と在来種の復権のため、我が家のヤマボウシには頑張ってもらいたいものです。

 私のこの時期の好物と言えば筍です。筍はタケ類の地下茎からでる幼茎のことです。その名前「筍」は一旬(10日間ほど)であの「竹」までに生長してしまうからだそうです。だから、食べられる期間もほんの一瞬、土から出るかで無いかというときだけなので、目が離せません。そんなに成長が早いにもかかわらず、竹の寿命は百年以上とも言われています。不思議ですね。

 このように、筍は傷つけぬよう注意深く掘りとられ、アクを抜いたり部位別に料理方法を変えたりと、手間をかけて食卓に並べられることになります。平日だとアク抜きするだけで深夜になってしまいますので、時間のゆとりがありリラックスできる週末に筍が手に入ると嬉しいです。筍の味にはいつも明快な旬をいただく喜びと、人の手が加わった優しさがほのかな甘味に含まれているように思え、食の幸せを感じます。

 さて、確定申告が完了し、4月いっぱいかけて、税制改正を織り込んだ小冊子を5冊と共著による「よくわかる!平成27年度税制改正」の書籍を書き終えました。今年も手を変え品を変え繰り出される税制改正の解読に挑戦し、賢い使い方を心を込めて執筆いたしました。皆様のお役にたてば、本当に嬉しいです。

 先月号は発刊が遅れご心配をおかけしましたが、卯月の『晶子の徒然草』は何とか月内にお送りできました。

 色さまざまな芽吹きや初夏を待つ情熱的な夏の花々のつぼみが、春のクライマックスを告げています。青葉、若葉の生命力に包まれるこの季節を愛しみながら、明るく、元気にお過ごしくださいませ。

4月