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晶子の徒然草

代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。

11月のレター

 11月に入り、風が冷たく感じられるようになり、ひとつ季節が進んだ気がします。10月は台風や雨が多く、なかなか秋空を見ることができずにいましたが、今月に入ってからは雲一つない秋晴れの日も多くあり清々しい気持ちになります。この秋は雨の日が多く、街角から流れてくる金木犀(キンモクセイ)の香りを楽しみながら歩く時間が非常に少なく残念でした。青空に濃い緑の葉と可愛らしいオレンジの小さな花のコントラストが素敵な金木犀は私の好きな樹木の一つです。

 この金木犀は良い香りがすることから三大香木のひとつといわれており、他に春の沈丁花(ジンチョウゲ)、初夏の梔子(クチナシ)があります。これらの三大香木は咲く時期は春・夏・秋と様々ですが、身近な歌詞に登場するなど、どの花も季節の風物詩として薫り高く私たちを楽しませてくれています。金木犀は遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれており、風水上では金運を招く木として庭植えとしても人気です。もちろん、我が家の玄関先にも植えています。

 花言葉は、小さな花をまとまってつける控えめな姿から「謙虚」「謙遜」そして周囲をすべて金木犀の香りで染めてしまう強さから「陶酔」の意味もあるそうです。強い香りに反して花の見頃は短く、雨にあたると簡単に落ちてしまうはかなさから「初恋」も花言葉になっています。10月は雨の日が過半でしたから、今年の金木犀は私の初恋のように(?)儚かったですね。このように、沈丁花にしても梔子にしても金木犀にしても、それぞれがしっかりとした個性のある香りを漂わせ季節の訪れを感じさせてくれます。樹木の香りに四季の移ろいを感じるのは、きちんと四季が変わりゆく国に生まれた日本人ならではの幸せと言えるのではないでしょうか。

 そして季節の移ろいを感じると言えば、日本には四季折々の年中行事があります。本来、年中行事は「神様を呼び、ご馳走を捧げる日」で、「ハレの日」とも呼ばれ、食卓には普段にはないご馳走が並ぶ日でした。農耕民族であった日本人にとって、季節の変化は稲作を中心とする農耕手順の目安になる大事な印ですから、その目安となる日に行事を行って収穫に感謝してきたのです。

 また、季節の変わり目は体調を崩しやすく、そのため季節の変わり目に「ハレの日」というご馳走を食べる日を設け、体に栄養と休息を与えてきたのでしょう。行事食は体調を崩しやすい季節の変わり目を賢く乗り切る「食の知恵」でもあったのですから、私達も是非食したいものです。

 現代は飽食の時代と呼ばれるように、毎日が「ハレの日」のようなご馳走三昧ともいえるでしょう。しかし、生活習慣病など疾病が増え続けている状況を考えると、ご馳走が健康食になるとは限りません。一方、行事食は自然の恵みに感謝しながら食生活を営んできた先人たちが生み出した健康的な食事ですから、今一度その歴史ある食の知恵を見直してみてはいかがでしょうか。

 霜月である11月の行事食から紐解きますと、まず1日の神迎えの朔日(かみむかえのついたち)があります。太陽太陰暦を含む太陰暦では、 朔(新月のことをいう)を月の始まる日 「1日」とします。月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて 「ついたち」とよばれ、朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読むようになりました。

 先人たちはたとえ天気が悪くて月が見えなくても、雲で中秋の名月が隠れてしまった場合は「無月」、雨が降ると「雨月」と呼び、自然のままを受け入れ、風情としていたそうです。せわしない現在からはなかなか思いつかない感覚ですが、自然のままを受け入れ、陰で支えて下さることに感謝できる機会が持てるなんて、お月見はとても意味深い行事だと思います。本格的なお月見の際は、縁側に月を眺める月見台を用意して、ススキと月見団子や里芋、果物などのお供え物を飾って、月を拝み、私たちを陰で支えて下さるものに感謝し、祈りをささげるものですが、特別な準備をしなくても心通い合う人たちと月を眺める時間を持つだけでも心が晴れやかになります。

 なお、神話の時代から10月は「神無月」と呼ばれており、全国の神様が出雲に集結するため、出雲以外の地域では神様が留守にされている時期となっています。出雲に出かけいらっしゃった神様をお迎えするのが「神迎えの朔日(11月1日)」です。この日には赤飯を炊いて食べる習慣があり、赤飯と一緒に神酒を供えて神様をお迎えし、神様が帰ってきてくださった喜びと、またこの一年うまく商売が出来るようにと願いを込める大切な日でした。霜月のみならず、古来、商家では朔日にはまめに働けるように豆ご飯(赤飯)と、粗利が大きく繁盛するように「あらいめ」という海藻を食べる習慣がありました。この豆ご飯を食べる習慣が赤飯として、今につながっています。お赤飯に使う豆のささげには、ポリフェノールや ビタミンB1が多く含まれており、 古くから人々の生活の中で食されてきました。 赤ワインを飲まずともこれらが摂れるのですから、アルコールより健康を祈るのにふさわしい食物と言えますが、不良な私には赤ワインのほうが嬉しいです。

 また、霜月15日には七五三があります。11月の満月にあたる15日に、氏神様に今年の収穫と子供のこれまでの無事の成長を感謝し、これからの将来と長寿をお祈りする行事です。七五三では、男女ともに髪を伸ばし始める3歳の髪置きの儀、男の衣服である袴を着る5歳の袴着の儀、女の子の着物の装い始めとされる7歳の帯解きの儀があります。私も娘も、きれいなおべべを着せてもらって、家族一同で神社に七つ参りをしたとても嬉しい思い出があります。

 その七五三の象徴といえば千歳飴です。私も記念写真では、しっかり千歳飴をもってお澄まししています。その時の味は覚えておらず、娘の千歳飴を食べたときにも美味しいと思いませんでしたから、味より見栄え重視のお菓子なのでしょう。昔は子供が成人する確率が低かったため、長寿の願いを込めて、長く伸びる紅白の長い棒飴が江戸時代に千歳飴として作られたようです。もちろん、この日の祝膳には赤飯と尾頭付きの鯛が供されていました。

 今では何気なく行っている行事や、あまり見かけなくなった行事などもありますが、先人の知恵をお借りして「ハレの日」に自分や周りの存在を見つめ直し、家族のみならず、友人や職場仲間などのお祝い事をきちんと行い、お互いの未来に向けての英気を養う時間を持ちたいものです。

 日一日と寒さが募る今日この頃ではありますが、秋晴れの澄んだ空気と明るい太陽の日差しをあび、そして季節の美味しいものや行事食を召し上がって、爽やかに冬をお迎えださいませ。

まっとう温泉ワンポイントレッスン16

 いよいよ温泉レポートもこれで最終回となります。少しでも、まっとう温泉をご理解くださり、体の回復のお役に立てて頂けるなら、とても嬉しいです。疲労回復、怪我や皮膚損傷の治癒、不眠や神経痛によく効きます。薬でないので安心して、何度も繰り返すこともできます。
 ある程度の年齢になったら、仕事や人間関係に疲れてしまったときには、ゆっくり湯治を楽しみ回復して元気になり、社会の役に立つ仕事を続けられたら幸せだなと思っております
出典:『まっぷる2008 温泉&やど』/昭文社より

温泉のポイントは3つ!!

 この季節になると、さまざまな入浴剤が店頭に並びます。最近ではさまざまな効能・泉質を含んだ入浴剤も増えてきていますが、やはり本物の温泉には敵いません。

 温泉の表示は「pH(水素イオンの濃度‐浸透圧(溶けている成分の濃度)‐泉温」の組み合わせで表示され、分類されます。たとえば、“アルカリ性(中性)‐低張性‐高(低)温泉”とあればたいてい単純温泉です。ちなみに生理食塩水を成分的に表現すれば“中性‐等張性‐冷鉱泉”となり、水道水なら“中性‐低張性‐冷鉱泉”となるのです。

 pH値の分類は、pH値3未満は酸性、pH3以上6未満は弱酸性。pH6以上7.5未満は中性、pH7.5以上8.5未満は弱アルカリ性、pH8.5以上はアルカリ性となります。殺菌効果のある酸性泉は塩素不要だから循環湯はまずありません。酸性泉は数少なく、私は大好きなのですが、それなりに覚悟を決めて探さないと入湯することはできません。アルカリのヌルっと感はありませんが、体や皮膚が不調な時などの私にピッタリのツルツルスベスベ感を満喫でき、体が消毒され本当によくなっていくような気がします。現に強酸性の玉川温泉などは癌の方が治ったとうわさされています。

 アルカリ性の温泉は本当にヌルっとしており、体に温泉がまとわりつく気持ちよさがありますが、ただ1000m以上深く掘った後、ポンプアップしている都心の温泉は大地の成分が浸透しておらず希薄化しており、アルカリ性といえども、この感覚を味わうことができないので残念です。

 浸透圧は、人の体が濃度8g/1kgですから高張性になると成分がぐっと体に押し寄せて来ます。低張性だとゆったりするような気がします。日本の一般的な温泉では、ほとんどが1g以下で、高張性の温泉は珍しく有馬や玉川など湯治湯として有名なところしかないように思います。それも、塩化物泉など特定の泉質に限定されているようです。でも、私の感覚では2g以上あれば充分に濃い実感があります。

 また、温度は高すぎると加水のおそれが、低すぎると加温の可能性があります。高温の温泉が適量かけ流されているのがベストです。せめて、この3つのポイントを押さえるだけでも温泉の目利きができますよ。

晶姫のナイショのお好み温泉

 私は個人的には酸性(pH2以下)で濃度2g/1kg以上、高温(40~50度前後)の温泉が一番好きです。体全体がスッキリする上、しっとりとして成分が少しだけ入ってきます。加温・加水せずにたっぷりとした源泉を掛け流していれば最高です。香りは硫黄臭がしないと物足りないので、その為にも成分には硫黄と硫化水素は必需!
また、炭酸水素や重曹が入っているしっとり感も素敵。硫酸や塩酸が入っていると外傷やアトピー性皮膚炎にもよく効きますよ。こちらの気分の時はアルカリ性(pH8以上)で、やっぱり高濃度・高温泉がいいですね。温泉がねっとりとたゆたい、肌にまとわりついてくれます。

 自分の体質や肌質に合う湯に出会えた時の喜びは格別です。温泉は生き物です。自分のその時の体調と肌に合った温泉と出会い、一期一会で付き合えたら本当に幸せですね。
もし、私に温泉アドバイスということであればお役に立ちたいと思っておりますので、遠慮なくお問い合わせ下さいませ (^0^)

11月