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 急に気温が下がりすっかり秋を感じる頃となりました。時に触れ残暑も訪れ気温差のある季節ですが、夏と秋が混在するようなこの長月を皆様いかがお過ごしですか?

 湿度が下がり、過ごしやすくなってくると味覚の秋の始まり、グンと食がすすみます。気温と湿度が高い時期はどうしても食が細くなりがちでしたが、9月に入って徐々に食欲が回復しますと、タイミングを合わせたかのように新米がお店に並び始めます。店頭で新米の文字を見かけると、ワクワクし早速味わいたくなりますが、これが日本人のDNAであり、食欲の秋の本命、自然の摂理なのでしょうか。

 新米は産地や品種によって出荷時期が異なり、沖縄では夏本番の7月初旬ごろから新米が楽しめます。その後九州→四国→関西→関東→東北→北海道と北上していき、ラストの北海道では10月頃から新米が出荷されます。JAS法では収穫した年の12月31日までに精米されて包装されたものを新米と決めており、期間限定の出来立てのお米なのです。新そばの幟をみると思わず店に飛び込んでしまいたくなりますが、新米の文字も同様に気持ちが盛り上がります。店頭に並ぶまで、農家の方々に大切に育ててこられた新米が、無事に美味しく頂けることは日本人に生まれた幸せを感じる瞬間です。

 私のお勧め銘柄は山形産のつや姫と新潟魚沼産コシヒカリ、北海道産のゆめぴりかですが、中でもやっぱり、つや姫がベストワンです。少し一般米に比べますと値段が張りますが、このお米は粒が大きく、白くてツヤツヤと輝き、まさにお米のお姫様です。一度、今年の新米はつや姫を試されてはいかがでしょうか。

 あまりご飯を食べない私としては、それ以上に気になるのが兵庫県特A地区産のお米、山田錦です。こちらは先ほど申し上げたご飯として食べる食用米とは品種が異なる酒米で、現実の厳しさに挫ける私を支えてくれる日本酒の一番大事な原料となっています。酒米は通常の食用米よりもお米の粒が大きく、お米の中にある「心白」と呼ばれる白色不透明な部分が大きいものです。心白にはたんぱく質含有量が少なく、お米を磨いても砕けないほど粘度が高く、醪(もろみ)によくとけるという性質があります。食用米に含まれるたんぱく質や脂肪は、炊き上げてご飯として食べると旨みになりますが、お酒になると苦みや雑味として現れてしまうのです。

 こういった特徴から酒米は日本酒を作るのに適したお米となっており、特に山田錦は晩生(おくて)と呼ばれる品種で、6月上旬に田植をし、10月下旬に稲刈りを行い、米粒が大きいので穂が垂れ下がり、非常に手間がかかるお米だそうです。お米を育てるだけでも大変な手間と労力がかけられているのに、日本酒は冬に更に手をかけて仕込まれ美味しい飲み物に変身するのです。まさに自然と人間の努力の結晶といえるでしょう。

 今月の「健康的な日本酒との付き合い方」は、美味しい新米の食べ過ぎが気になる季節に、熟年者が気を付けなくてはならないカロリーのお話です。日本酒はカロリーが高いので太るよなどと言われていますが、どうなのでしょうか。

 もともと体脂肪の割合が高すぎる「肥満」は過食と運動不足による原因が主たるものです。効果的なダイエットには低脂肪・高糖質の食事が適していると言われており、この条件にあてはまるのが日本酒です。日本酒1合のエネルギーは約180kcalで、これに対しご飯1膳(140g)は約235kcal、ビールの中ジョッキは約200kcalと、エネルギーは低くなっています。同じ飲食するなら日本酒は体重の味方です。また摂取エネルギーが同じである場合、日本酒は糖質、たんぱく質、脂肪よりも体重の増加作用が低くなっていますので、酒量が増加した分のエネルギーを食事で減らすと体重は減少するのです。

 つまり、日本酒を飲むから太るのではなく、飲む量が増えることや、日本酒に誘われて酒の肴を摘まみ続けることによって、総摂取カロリーが増えるから太るのです。ちなみにアメリカの「健康と栄養」研究によると、女性には毎日1~2杯の控えめの飲酒で減量効果が認められており、約2キロの低減となっているそうです。美味しい日本酒と美味しいあてを飲食することが、体にもいいなんて幸せです。ただし、控えめにですよ!

 また、血糖値のコントロールについても日本酒は効果があるのです。健康な人の場合、インスリンが血糖を効率よく脂肪に変えますが、糖尿病の人の場合はインスリンの過剰分泌で高血糖状態が続いてしまいます。日本酒には血糖値を下げる成分が含まれている上、動脈硬化疾患を予防してくれます。オーストラリアとイタリアの共同研究では飲酒量が多いほど空腹時の血中インスリン濃度が低く、米国の研究では適量飲酒が糖尿病患者の心疾患リスクを減少させるとしています。

 このように日本酒って素敵な飲み物ですが、1日1合から2合の適量が最大のポイントです。食べ過ぎ、飲みすぎに気を付けて、おつまみには大豆製品や野菜・海藻・きのこ・ナッツなどを選び、美味しく正しく日本酒を楽しみたいですね。
(秋田大学名誉教授 滝澤行雄医学博士の「1日2合日本酒いきいき健康法」より)

 平成30年度税制改正で「小規模宅地等の特例」や「一般社団法人の租税回避行為の規制」、「非上場株式等についての納税猶予」などが改正され、それに関する通達が7月に発遣され、いよいよ取扱いが明確になってきました。それらをしっかり理解し、セミナーやニュース等のお知らせにより皆様にわかりやすくご説明したいと思っております。

 さて、長月の最新スクラップをお送り致します。『事業承継ニュース夏号』では「グループ会社の合併で自社株式の評価も下がる」を執筆しておりますので、是非ご一読下さいませ。

 今月はいよいよ艶々の新米の季節、そしてその酒蔵好適米で冬にかけて新酒が作られます。皆様もぜひ新米や日本酒からパワーをもらい、実りある素敵な秋をお迎え下さいませ。

9月